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現代社会ではキーボードを叩きながらディスプレイを長時間注視する機会が多くなり、「目の疲れ」を訴える方が急増しています。この疲れがディスプレイを見る作業に比較して著しく大きかったり、一定の休息をとっても十分な回復が得られず、さらにはディスプレイを見ていないにもかかわらず不快な疲労症状を強く自覚する場合、眼精疲労と呼びます。眼精疲労の特徴として、目の疲れだけでなく、頭が重い、頭痛、肩の凝り、首が廻りにくい、腕があがらないなどの身体的な症状や、寝つきが悪い、眠りが浅いように思われる、朝起きるのが辛い、根気がなくなったなどの精神的な症状があります。単なる目の疲れが精神的な症状まで引き起こすしくみは、実は目の酷使を引き金にし、それまで何とか取り繕い、内に隠されていた健康状態の悪さや精神的な疲れ、あるいはバランスの崩れが表に現れたと言われています。
眼精疲労の引き金には様々なものがありますが、ここでは眼精疲労の中で最も頻度の高い、パソコンなどの電子端末(VDT)を用いる作業に伴って起こる眼精疲労の引き金についてお話します。経験的に多いタイプを2つあげますと、『頚・肩こり』と『ピント合わせ緊張』があります。
◆頚・肩こり
パソコンを使用する姿勢は特徴的で、キーボードを叩くためには前腕を一定の位置に保つことが必要になり、 前腕を支える頚・肩・上腕の筋肉はいつも緊張しています。その結果、血流が滞り、疲労物質が頚・肩・上腕の筋肉内に溜まり、 『頚・肩こり』になります。また、座ってばかりいるので全身の血の巡りが悪くなっており、『頚・肩こり』に一層拍車をかけます。
◆ピント合わせ緊張
パソコンを使用する場合、ディスプレイ、キーボード、書類というように注視する距離が何度も変化するので、 目のピント合わせを絶えずしなければならず、その上、目の動きが普通の事務作業の2、3倍と増えることから、目に負担がかかってしまいます。 遠くを見やすく作っているメガネやコンタクトレンズを装用した目は遠方を見ている時が安静状態なのですが、 そのメガネやレンズを装用したまま近くの作業を継続して行うと、その間、目は常にピント合わせをした緊張状態です。 この近方作業が長時間行われると、目にかかる負担がさらに大きくなります。また、斜位が著しいときは、適正な目の位置に移動させる目の運動量が多くなり、 目の疲労が蓄積します。
目が疲れたと感じたら、精油やハーブを使って湿布をしてみましょう!温湿布なら目のまわりの緊張がほぐれて楽になります。また、冷湿布はちくちくと刺すような痛みに効果的です。ただし、目元はデリケートな場所なので精油は作用が穏やかなものを選び、かなり希釈して使用するようにしましょう!ラベンダーやカモミールがおすすめです。