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アトピー体質とは、体内でアレルギー反応を起こす、免疫グロブリンというたんぱく質)を作りやすい体質のことをいい、皮膚炎の他に、喘息や花粉症などをおこす場合があります。
対処法として、アレルギーの引き金になる物質(ダニ・ハウスダスト・花粉・カビ・動物の毛・牛乳・小麦・卵などのアレルゲン)を遠ざけますが、アトピー体質の人の中にはこういったアレルゲンにさらされても皮膚炎を発症しない人がいます。
それは、アレルゲンはアトピー発症の根本原因ではなく、きっかけ(刺激)に過ぎないからです。
アトピー体質の人の体が過敏になっている所にアレルゲンなどの物理的刺激にさらされて発症します。
では、どうして体は過敏になるのでしょうか。
アトピー性皮膚炎は皮膚の病気と捉えがちですが実は、自律神経の乱れによって起こる『自律神経失調症』の一つです。
ですから、一生懸命アレルゲンを排除したり、保湿クリームやステロイド軟膏を塗ってもなかなか治癒に至らないのは、自律神経が乱れたままの状態が続いているからです。
アトピー体質の人でも自律神経のバランスが正常に保たれていれば、多少のアレルゲンにさらされても発症に至ることはありません。
自律神経が乱れた状態が長期間続くと体は過敏になりアレルギー反応を起こし易くなります。
これは、これ以上体に負荷をかけたくないといった防衛反応の一つです。
自律神経は物理的・精神的ストレスによって乱れます。
主な物理的ストレスには、慢性の睡眠不足・長時間労働・暴飲暴食、栄養の過不足などの食の乱れ・大気汚染・薬・食品添加物・化粧品や洗剤に含まれる化学物質等があります。
また精神的ストレスには、環境の変化・人間関係のトラブル・家庭や職場での問題・怒り、苦しみ、悩み、憤り、焦りの感情など様々な要因が挙げられます。
一時的なものなら自律神経はバランスを保とうと働いてくれますが、これが長期間続くと次第にバランスを保てなくなりアトピーを発症しやすい体になってしまいます。
アトピー体質は生まれ持ったものなので無くすことは出来ませんが、発症させない、発症しても悪化させない様にコントロールする事は可能です。それには普段から自律神経のバランスを崩さない生活をする事がポイントです。
例えば
1.生活習慣を見直して自分を取り巻くストレスを一つ一つ改善していく。
2.適度なスポーツや趣味など楽しいと思える事を生活に取り入れて気分転換を図る
(感情の乱れが長期に及ばないためにコントロールする)。
3.前向きに物事を捉えるように思考をスイッチする習慣をつける。
自分の置かれている状況は変えられなくても、考え方一つでストレスは多くも少なくも出来るのですから、トライする価値はあります。
また、ストレスを受け止める器の大きさは1人1人違います。いっぱいまでストレスを溜めずに器に余裕を持たせることも大事です。ストレスの量、それを受け止める器の大きさを自分で見極めるようにすればアトピー発症はある程度自分のコントロール下に置かれます。
痒くて夜も眠れない程不快な湿疹ですが、体に負担がかかり過ぎている事を教えてくれているので実は自分の味方なのです。
アトピーは自律神経の乱れを知らせてくれる大事な危険信号。あなたの身体を守るセンサーとして、仲良く賢く付き合っていくことをお勧めします。