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季節は巡り、今年も晩秋となりました。
「物思いに耽る秋」と昔からよくいいますが、今の季節の夜長は自己を見つめ直すのに、ぴったりの季節だと以前から思っています。
私がまだ学生だった頃、芯がとてもしっかりして皆と群れない人がいました。
それかと言って別に寂しそうでも無く、話しかければしっかりと、自分の考えや意見を述べるのです。
私は聞いたことがありました「悩み事などだれに相談するの?」
「だれにもしない、先ず自分自身に聞いてみる」と言ったことを、今でも鮮明に憶えています。
その時私は「随分大人なんだな、孤独が好きなんだ」と思ったものでした。
しかし今振り返ってみると、私も悩みごとなどはだれにも相談しなかったことに気がつきました。
3人姉弟の真ん中で育った私は、両親に余りかまって貰えない環境にあり、子どもの頃からその習慣(自分なりに考える)が付いていたのでしょう。
非意識の中で「自分が一番正しい答えを持っている」
ことを知っていたのかも知れません。。。
特に悩みや壁にぶつかった時、自分は「どうしたいのか」、「何処へ向かいたいのか」ということを再認識する必要があります。
そのためには、自分とじっくり向き合い、己をしっかりと理解する時間、
つまり、一人の時間を重ねることが、必要だと思います。
津田和壽澄著の「孤独力」では、
-気持ちに折り合いをつけ、こころの修復をしたり、
夢からのエネルギーを受け取るには、余白の時間が必要-
*この余白の時間とは一人で過ごす時間のこと
また
-ソリテュード・タイム(ひとりの時間)を楽しんだ経験を重ねれば重ねるほど、
人は自己を信じることができ成熟していきます。
そのことは他者への気持ちを寄り添わせる能力を高め、
相手の立場に立った行動をとれる対人関係を築いていくことに繋がる-
と書しています。
秋の夜長は、自分ひとりの時間を持ち、自己を発酵熟成させてみてはいかがですか?
自分自身をより理解でき、以前の自分よりもっと好きになるかも知れません。。。