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緊張型頭痛は身体的または精神的ストレスが原因で、首筋から後頭部の
筋肉が収縮したり、筋肉内の血流が悪くなったときに起こる頭痛です。分か
りやすいのは肩凝りがどんどんひどくなった結果、起こってしまう頭痛です。私
もこの仕事をしていて、頭痛の方も多く来られますが、この頭痛のタイプの方
は全員「肩凝りを我慢していたら、頭痛になってしまった」とおっしゃいます。
そして、頭痛になってから鎮痛剤を飲んだり、肩凝りを取っても頭痛が治まら
ない場合がたまにあります。私はよく「頭痛の一人歩き」と言っているのですが
、肩凝りを放っておいた結果鎮痛剤に頼る、もしくは鎮痛剤の服用しすぎによ
る薬剤乱用頭痛になることもあります。
ここで私たちの立場で言いたいことは、肩凝りというサインがある場合は肩凝
りがひどくなる前に緩和してあげる事が重要です。方法は、運動や入浴で肩の
筋肉の血流をよくすることや、趣味などで精神的ストレスを発散させることです。
ただしこの頭痛と勘違いされやすいのが女性に多い偏頭痛です。この頭痛の
特徴は頭蓋内外の血管が何らかの原因で拡張されて起こるので、ズキンズキン
と脈打つような強い痛みが起こります。原因としては月経や精神的ストレス、寝不
足・寝すぎ・空腹・騒音・気温の急激な変化などが考えられています。このタイプの
頭痛は血管の拡張による三叉神経の刺激が原因になると考えられていますので、
マッサージなどで筋肉をほぐしても治まることはないです。この頭痛を起こしたら、
病院に行って診てもらうことが絶対です。最近はこの偏頭痛と緊張型頭痛を併せ
もった方が多く、このような方は治療や薬の種類も症状によって変化するので、病院
でも最近は頭痛日記をつけるよう指示されることが多いです。
また頭痛の中には命にかかわる重要なサインもあるので、頻繁に起こる方、突然
今までとは種類の違った頭痛になったり、休んでも頭痛がひどくなる方はすぐにでも
脳神経外科での検査をお勧めします。それと頭痛の原因として割と見落としがちなの
が、目・耳・鼻・口腔内の炎症や病気です。特に鼻炎がひどくて、頭痛を持っておられる
方が多いようです。
唯一頭痛の中で予防可能なものが、この緊張型頭痛です。またこのタイプの頭痛が
一番多く起こっていますので、肩凝りを放っておかず、肩凝りだけの段階で予防してあ
げることを何よりもお勧めします。