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「私、冷え性なんです。」といって、サロンにいらっしゃるお客様は10人いれば8~9人はそうおっしゃいます。
特に冬に「冷え」を感じる方が多かったのが、今では夏でも「冷え」を感じてきている方が増えてきました。
その原因の一つとして、エアコンのあたり過ぎが挙げられるでしょう。
その他色々な原因が考えられますが、では「冷え性」は昔から多かったのでしょうか?
あるお医者様から伺ったことがありますが、50年前の日本人の体温の平均は36.8度とされていました。
今では微熱の概念で、平熱が36.8度の体温をもつ人はそういないといいます。
高い人で36.3~4度、ほとんどの人が35度台に陥っていると言われています。
しかも、1度体温が下がると免疫力は30%以上も下がるという説もあります。
確かに35度台のお客様に健康状態をお聞きすると、やはり風邪をひきやすい、だるい・・・といったことを訴える方が多いのです。
また、私自身の体験談として、以前は今より10kg太っていたことがありました。その時の平熱は35度台、もしくは36.1~2度でした。ところが、10kg痩せることに成功してからは平熱が36.7~8度になりました。
そして、太っていた頃に比べて全くといっていいほど風邪をひかなくなり、疲れにくくなりました。
そう考えると、「冷え性」は健康を損ねる第一歩というわけです。
では、冬に感じやすい「冷え」が夏にも感じるようになるということは・・・。
単純に考えてもやはり良いことではありません。
特に、夏の生活習慣が「冷え性」を起こしやすい環境なのではないかと思われます。
体温の低下の原因として、運動不足や冷たい水分の摂り過ぎなども考えられますが、「体を冷やす食物」の摂り過ぎや塩をはじめとする「体を温める食物」が足りないことが、その大きな要因にもなっていると言われています。
では、簡単に「体を冷やす食物」と「体を温める食物」をいくつか挙げましょう。
*体を冷やす食物*
・水分が多いー水、緑茶・コーヒー・コーラ・ビールなど
・産地が南方ーバナナ・パイナップル・キュウリ・スイカ・カレーなど
・味が酸味ー酢・柑橘類
・動物性食品では、牛乳・白身の肉
・植物性食品では、葉菜類
・硬さが軟らかいものーパン・バター・マヨネーズ・クリームなど
・色は青・白・緑ーうどん・洋菓子・白砂糖・葉野菜
*体を温める食物*
・水分が少ないー日本酒・赤ワイン・紹興酒・
・産地が北方ーそば・塩シャケ
・味が塩味ー塩・味噌・醤油・明太子・ちりめんじゃこ・佃煮・つけものなど
・動物食品では、赤身の肉・卵・チーズ・魚介類など
・植物性食品では、根菜類・海藻類
・硬さが硬いものー玄米・小豆・黒ゴマ
・色は赤・黒・橙ー赤ワイン・黒ビール・和菓子・黒砂糖など
意外なものが「体を冷やす食物」に入っていることに驚かれている方も多いと思いますが、「体を冷やす食物」の中にも、重要な栄養素がありますので、「体を温める食物」とバランスよく摂ることが大切だと思われます。
また、水分の摂り方にも注意したいところです。
「体内にたまらない水分」=「体を温め、利尿作用のあるもの」、例えば生姜紅茶、ハーブティー、コブ茶、塩を少々入れた白湯などを多く摂ると良いでしょう。
ついつい、暑い季節なので冷たいものを多く摂りがちですが、少しでも取り入れるようにできたら、また冬の体調も変わってくるかもしれません。
最後に、マイナスの感情は体温を下げて免疫力を低下させ病気を引き起こしやすくなり、逆にいつも明るく前向きに活発になることで、体温が上がり白血球の力が増強して免疫力も上がると言われています。
「冷え性」で悩んでいる方に限らず、こうした体温を上げる生活習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?