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■「代謝」って何?
「代謝がいい」とは、どんな状態を言うのでしょう?
汗をかきやすい事?冷えが無いこと?食べても太りにくいこと?
どれも正解です。「代謝がいい」とは、身体が本来の機能(生命活動)を
スムーズに発揮している状態と言っていいでしょう。
■代謝の土台は血液ととリンパの流れ
細胞の代謝活動に必要なもの(酸素や栄養素など)は、
その殆どが血液によって運ばれます。
そして、代謝活動の結果、細胞から排出される老廃物(二酸化炭素や乳酸など)は、
血液とリンパ液によって運び出されます。
この血液とリンパ液の流れこそが代謝の一番の土台なのです。
■代謝を低下させる最大の原因は?
代謝の一番の土台は血液とリンパ液の流れですから、
それを阻害するものが代謝を低下させる大きな要因です。
血液とリンパ液の流れを阻害する要因には様々ものが有りますが、
代表的なものは、次の通りです。
1.筋肉のコリ
長期に渡る運動不足や精神的・肉体的ストレスなどによって慢性化したコリは、
血管やリンパ管を圧迫し、流れを著しく阻害してしまいます。
例えば、高いヒールを履くと、どうしても不安定なので、
反射的に足首廻りに力が入り、その状態が続くと足首廻りに強い慢性のコリが発生します。
要するに足首廻りがコリ固まってしまうのです。
元々細くなっている足首廻りが固まると、血管やリンパ菅が強く圧迫され、
極端に流れが悪くなり、足先が冷えるだけでなく、足全体の代謝を阻害することになり、
足が太くなりやすい大きな原因になるのです。
2.リンパ節の詰り
リンパ節が詰ると、リンパ液が流れにくくなり、
リンパが運び出す脂肪分や余分な水分や老廃物が溜まることになります。
例えば、太モモの付根のリンパ節が詰ると、足はもちろん、
ヒップやウエスト廻りのリンパの流れも悪くなり、
「ダイエットしても下半身のボリュームが落ちない!」という状態になります。
脇の下のリンパ節が詰ると、肩コリや二の腕のプヨプヨの原因に、
耳の下のリンパ節の詰りは、アゴ廻りのむくみや顔のシミ・シワ・たるみの原因になります。
3.自律神経の緊張(交感神経優位)
交感神経が優位になると末梢の血管が収縮し、血流が悪くなります。
交感神経優位の状態が慢性化すると、血流が悪くなり代謝が低下してしまいます。
4.慢性的な運動不足
静脈の血液やリンパ液は、動脈のように心臓の圧力がかかっていないので、
筋肉を動かすことによって始めて流れてくれます。
慢性的な運動不足は、血液とリンパ液の流れを悪くします。
5.どろどろ血
良く言われる「どろどろ血」は、粘性が高くなって流れにくくなった血液のことです。
この「どろどろ血」の原因は大きくは3つ。
まずは、過剰な活性酸素です。
活性酸素の影響で血球の柔軟性が失われ、さらに血球がくっついた状態になり、
細い毛細血管を通りにくくなるのです。
活性酸素は、過剰な精神的・肉体的ストレスや、大気汚染・喫煙
その他の有害物質の摂取などによって過剰になります。
二つ目は、血中の脂肪分の過剰。
三つ目は、水分不足です。
以上が、血液とリンパ液の流れを阻害する主な要因です。
いかがですか?
「ひょっとして全部当てはまるかも!!」という方も多いと思います。
でも心配は要りません。
次に上記の要因をクリアし、代謝をアップさせる決め手を具体的にお話しましょう。
■代謝アップの決め手
1.筋肉のコリをほぐす
慢性のコリは身体の深部に及びます。
しっかりと深部の慢性のコリまでほぐすことによって、代謝は一気にアップします。
2.リンパ節の詰りを通す
リンパ節の詰りを外部からの刺激によって通します。
物理的な刺激(マッサージなど)や波長の良い遠赤外線も有効です。
3.自律神経の緊張をほぐす
この点については、前回のコラムをご覧ください。
4.適当な運動
頑張り過ぎず、無理なく続けられる運動がベストです。
身体を冷やさない(温める)ことも大切です。
5.血液をさらさらに
1)過剰な活性酸素を消去する。
一番自然な方法は、野菜をしっかり食べることです。
野菜には過剰な活性酸素を消去する様々な成分がたくさん含まれています。
多くの種類の野菜を、できるだけ生に近い状態で食べることが有効です。
1日300g以上が目安ですが、なかなか難しいものです。
加熱乾燥していない生の酵素やビタミンが失われていない(フリーズドライなどの)
野菜の粉末なども製品化されていますので利用するといいと思います。
ビタミンやミネラルを複合的に摂取することも重要です。
特にミネラルは、代謝のキーである酵素のパーツとなるので、
不足すると代謝を低下させてしまいます。
最近は、過剰な活性酸素を消してくれる抗酸化成分が複合的に配合された
レベルの高いサプリも見受けるようになりました。
抗酸化成分は、種類によって効果を発揮する場所や対象が異なるため、
複合的に摂取することが重要です。
2)血中の脂質が過剰にならないようにする。
脂質や糖分の多いものを食べ過ぎないようにすることに尽きます。
糖分は容易に脂質に変わる事、アルコールは肝臓でも脂質の合成を
促進してしまう事もお忘れなく。
3)水分補給
のどが渇いてから水分を摂取するのではなく、こまめに水分を補給します。
冷たい飲み物は、内臓を冷やし、代謝を下げてしまうので、
なるべく温かいものにします。
また、お酒やカフェインの入ったコーヒーなどは、利尿作用が強いため、
かえって水分を失う結果となりますので、要注意です。
以上が、代謝アップの具体策です。
できるものから楽しみながら実行して代謝をアップし、
太りにくく痩せやすい身体をつくって行っていただければと思います。
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