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これから夏に向けて、薄着になり“太ももを細くしたい”“胸だけ残してやせたい”“姿勢を良くしたい”“ダイエットはしているのですが、お腹のぽっこりが・・・”というご相談をよく受けます。
確かに、この問題は、女性にはものすごく重要な問題ですね。
ご相談を受けた方の体形を確認させていただきましたが、確かに少々猫背やポッコリお腹ではあるものの、体重はそれなりに必要な体重で、極端に多すぎるわけでもない。
中には、筋肉のつき方から言えば、細すぎるといえる方まで、同じ悩みを抱えておられます。
患者様を観察していてわかったことは、背骨がまっすぐで胸板が薄く、呼吸が浅いということです。
一見、背骨が“まっすぐ”なのは良いことのようなのですが、本来の背骨はかるくS字になってるのが正常な状態です。
S字になることにより、バネのように足からの衝撃を吸収し頭に振動を伝わりにくくする働きもあります。
また、S字になっていることにより、胸板が厚くなり、立体的な上半身となりますので、バランスがよく見た目が綺麗になります。
ほとんどの方の場合、太ももが太いのではなく、上半身が立体的でないために、バランスが悪くなり太く見えてしまうのです。
人間の機能としては、現在の筋肉量が必要な方がほとんどです。
(または、ハイヒールや革靴などソールの硬いシューズを履く時間が長い方や長時間同じ姿勢を保つことの多い方は、筋肉のコリにより柔軟性を失った太ももやふくらはぎの筋肉が太く見えているだけの場合もあります)
さて、まっすぐで柔軟性を失った背骨は、肋骨とのつなぎ目の柔軟性も失っています。
その性で肋骨は斜め下に向いて、胸板が薄くなります。
胸板が薄くなることにより肺活用も小さくなってしまうのです。
胸板が薄くなることによって、内蔵は居場所を失い、下垂します。
そのために下半身太りを引き起こします。
最近街で見かける女性は、漫画のポパイにでてくるオリーブのように手足は細い人が多いですね。
オリーブとの違いは、ポッコリお腹。
このポッコリお腹は、内蔵が収まる場所がなくなって下垂しているからです。
内蔵が下垂すると腸や膀胱、子宮を圧迫するので身体のトラブルも多くなります。
オリンピックの陸上競技短距離種目や水泳の選手を思い出してください。
姿勢が良いですよね。身体のラインが綺麗です。
ラインが綺麗ということは、一般の方より立体的なんですね。
足も太いかもしれない、腕も太いかもしれませんが、胸板が厚く胸やお尻のラインが綺麗に出ているので全体のバランスとしては違和感がなく綺麗なんですね。
そこで、胸で呼吸することから見直してみませんか?
(1)足は肩幅くらいに開き、力を抜いて息を吐きます。
じんわりと体の表面の筋肉が緩む感じを感じながら行ってください。
(2)そして、胸(肺)もお腹もぜーんぶ吐ききって(お腹を凹ませて、背骨にくっつけるぐらい)から、一気に胸でいっぱいまで吸います!
(3)このとき、おへそがモデルさんのように縦長になるように吸い上げるのがコツです。
鏡があれば、鏡をみながら行なってください。
鏡が無い場合は、おへそに軽く人差し指を乗せるとイメージしやすくなります。
よく丹田呼吸(おへその辺りを意識した腹式呼吸)が良いといいますが、まずは、人間は肺で呼吸していますから肺呼吸を見直します。
お腹を膨らませてしまうから、お腹がぽっこりとなってしまうのです。
肺を膨らませれば、肋骨が広がるだけですので、お腹が前に出ることはありません。
この方法によりインナーマッスルである大腰筋や腰方形筋も鍛えられますので、お腹が前に出た姿勢になりにくくなります。
また代謝も上がりますので、ダイエットにもう効果的です。
(4)この呼吸を3回、朝と晩に行ないます。
(5)さらに、ウエストを絞りたい場合は、この呼吸をしながら、ツイスト運動を呼吸にあわせ左右に3回行なうと効果的です。
【背骨がS字の良い姿勢のポイント】
・胸板が厚く呼吸が自然と深くなり肺活量が大きい。
・呼吸が楽。
・正しく内蔵の収まる場所があるので、下垂しにくい。
・バストの形もいい。
・ヒップラインも上がる。
【背骨がまっすぐの薄い胸板のポイント】
・胸板が薄いので呼吸は浅く肺活量が十分ではない。
・呼吸がしんどい。
・内蔵が収まる場所がないので、下垂しやすいく、腸や膀胱、子宮を圧迫するので身体のトラブルも多くなる。
・バストは垂れ気味。
・ヒップラインも下がり気味。
簡単にできる呼吸法から見直してみませんか?