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福井出身の私が花粉症キャリアとなったのは、京都の大学に通うようになってから。
当時はやっと花粉症というものを世間一般の人が知るようになった頃ですから、
まさに「流行の最先端?」といったところですが、それから20数年、
毎年苦しめられてきました。
桜咲き、皆が希望に満ちる、一年で最も愛される季節である「春」。
その春を嫌いにならざるを得ないつらさは、花粉症の方共通のことと思います。
くしゃみ、鼻水はとめどなく、目は常にかゆく、涙があふれ、
身体中の粘膜が侵されていく感覚は、耐え難いものですが、
それでもこの20数年、私は花粉症を理由に病院に行ったことがありません。
花粉症は身体の免疫系統の過剰反応ですから、一時しのぎの治療で対応することに、
個人的に違和感を感じていたからです。
では、どうすべきなのか?…その答えは「ストレスケア」にあると思います。
私は大学卒業後名古屋で商社勤めを始めました。
10年余サラリーマン生活を経て、退職しカイロプラクテックの専門学校に2年。
その後治療院勤めの後、独立し「クローバー八事」をオープンさせ現在に至りますが、
花粉症の症状が最もひどかったのが、商社勤めの期間でした。
今の仕事についてからも、初めのうちは仕事中のみ鼻水やくしゃみを市販の薬で抑え、
なんとか時期を乗り切る毎年でしたが、ここ数年は、
薬に頼らなくともなんとか仕事ができる状態が続いています。
何が変わったか…といえば、私自身の生活習慣と日常のストレスといえるでしょう。
商社マンだった頃は、週のうち半分は出張で外食中心、売れ筋商品の企画、売上ノルマ、
納期、クレーム等など精神的ストレスを抱えながら、ストレスケアなど考えることもなく、
休みはゴロゴロ。余裕の無い身体は、花粉の攻撃になされるがままの状態でした。
退職後「これからは身体が資本!」とジョギングや水泳を初め、その後身体のことを学び、
臨床を重ねるうちに、「ストレスケア」の重要性を強く感じ、実践するようになりました。
今でも花粉症は私を解放してはくれませんが、徐々に変わっていった私の身体は、
明らかに以前とは違い、症状は軽くなっています。
薬やレーザー治療、現実問題として、
毎日の生活のため対処療法に頼らざるを得ないのもいたしかたないのですが、
それだけでは身体の力はむしろ弱くなっていきます。
たとえすぐには効果が出なくとも、ストレスに対抗できる身体に自分自身を変えていくこと、
それが大切と私は思い、「ストレスケア」を実践し、人に語る毎日です。
そしていつか、「もう一度春が好きになれるといいな」と思います。