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「未病を治す」とよく言われるのですが、病気になる前に予防をする、という考え方は東洋医学の基本となる考え方です。
未病を治す方法としては鍼灸治療や食養生、漢方などがありますが、そういったことを治療として行う場合はお一人一人の体質や状態を診た上で、オーダーメイド的に方針を組み立てなくてはいけません。
ですのでこちらでは、ご家庭で手軽にできる一般的なものについて、いくつかお知らせしたいと思います。
どのような症状であっても、予防のポイントは、免疫を高めることです。
免疫を高めるには、身体の機能を高めなくてはいけません。中国の伝統的な食養生では身体機能の調整のために、冬はダイコン、夏はショウガを取るとよいといわれています。
家庭でできるツボ療法としてよく知られているのが三陰交です。
足の内くるぶしから指四本分上がったところにあるこのツボは、文字通り、肝・腎・脾の三本の陰の経絡が交わるところです。
この部分を指圧したり揉んだりしてみましょう。
また、イライラやストレスは免疫力をダウンさせる原因のひとつ。
手と手首の間にできるシワの中央から肘に向かって指四本分上がった内関というツボを刺激してみましょう。
心がだんだん落ち着いてきませんか?
ちなみにこのツボは、乗り物酔いの予防にも効果があるといわれています。
精神的なストレスには、手の小指側の手首にある飛び出た骨の上下付近の神門と通里を刺激するのもお勧めです。
以上のように東洋医学では、症状ごとに対処する対症療法ではなく、身体全体の機能を整えることによって局所的な症状も治っていく、という考え方が主流です。未病を治す東洋医学の知恵で病気にかかる前に予防して体調を整え、健やかな毎日をお過ごしください。
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