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寒くなると、どうしても厚着になってしまいますね。
服を脱ぐと、“脚がパンパンにふくれている。”
“ストッキングや靴下のあとが残る。”
また、長時間事務の仕事や立ち仕事をして、帰る際、“靴やブーツがはいらない。”と、いう経験をもっている人は多いと思います。
これは、浮腫(むくみ)と呼ばれ、身体の水分が多量にたまり、その状態が外から見ても分かることを言います。
例えば
●指で押すとくぼみができ、なかなか消えない。
●靴下のゴムの跡が著しくのこる。
●靴がきつくなって履けなくなる。
等があげられます。
原因として、心臓・腎臓・肝臓の働きが悪くなっていると考えられます。
心臓病によるむくみは、日中に強くあらわれますが、夜間は安静により尿量が増加することもあって、朝、起きた時に改善することが多いです。
むくみは全身性でありますが、下肢に強くあらわれ、やわらく、指で押すとくぼみができます。
また、息切れを伴うことがあります。
腎臓病によるむくみは、心臓病とは逆に、朝、起床時に強く、顔のむくみが特徴的であります。
しかし、その後は次第に良くなっていきます。
肝臓病によるむくみは、循環障害や、低蛋白血症、水分代謝異常が一緒に起こることが考えられます。
これにより、尿量の減少や体重の増加が見られます。
進行すると、下肢のむくみも強くなります。
以上のような病気になるのは、よっぽどのことですが、一般的には、長時間立っていたり、座っていると、動脈のポンプ作用が弱くなって、静脈やリンパ管が重力に逆らえ無くなるからです。
そのため、余分な水分が身体に吸収されずに、足(特にふくらはぎ)にたまっていくと考えられます。
これらを予防する為に、鍼灸では原因である部位を探し出し、経穴(ツボ)に はりやきゅうで刺激を与えることによって、体質の改善を図ります。
また、アロマトリートメントを加えて行うことで、“足にたまった余分な水分や老廃物をリンパや静脈に吸収させ排出させる”という方法を行いむくみの改善を行います。
ご家庭で、むくみがみられたときは、できるだけ安静にして、心臓や腎臓の負担の軽減をはかり、塩分のとりすぎに注意したほうが良いでしょう。
また、足を心臓より少し高めにして(足に枕を添える等)寝るなど、工夫をするのも良いでしょう。
それに加えて、足首から心臓に向けてマッサージをするのも効果的です。