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今年の春は肌寒い気候の中でお花見を楽しみ、ようやく春らしい陽気になったと思えば、五月晴れの今日この頃は早々と蒸し暑くなってきています。
この春、新生活をスタートさせたみなさんは、新しい環境にも徐々に慣れてきたころでしょうか?
ゴールデンウィークを過ぎた辺りから「五月病」という言葉をよく耳にしますが、5月だけでなくとも、心と体の健康バランスを崩すことがあります。
今回はそんな“心の風邪”である「プチ鬱」と、心と体にうまく働いてくれるアロマテラピーについてお話しします。
プチ鬱とは、医学的な用語で「非定型鬱」と呼ばれます。
「プチ」というのは、鬱の症状が軽いということではなく、鬱状態である時間が短いという意味で、夕方から夜にかけて急に意味もなく不安感に襲われたり、気分の浮き沈みが激しく自分で感情をコントロールできなくなったりします。
プチ鬱にかかってしまうのは女性が大半で、実際には自分でその状態に気付いていない方が多くいらっしゃいます。
プチ鬱にかかってしまう原因としては、ストレスや疲労、ホルモンバランスの影響から引き起こされます。
他人の言葉に過剰に反応してしまい、イライラしたり、悲観的になったり、訳もなく憂鬱になったり、何もする意欲がなくなったり…。
忙しい日々の中で十分に休めないままでいると、疲れがたまり、不眠・食欲不振・頭痛など身体の不調にも現れてきます。
そんなプチ鬱の悪循環を治すには、まず何より十分な休息をとり、気分転換し、ストレスを減らす工夫を自分で心がけることです。
バランスのとれた食事と、身体と脳をしっかり休ませる睡眠、さらに適度な運動をするという規則正しい生活リズムを心がけることで、まず体内環境が整います。また、脳内の神経伝達物質「セロトニン」が減少することで鬱状態に陥りやすいのですが、日中太陽の光に当たることでセロトニンを増やすことができます。
そして、憂鬱な気分を切り替えるために、自分に合った気分転換の方法を知っておくことも大事なことです。
その気分転換の方法の一つとして、心身共に健康な状態にしてくれるアロマテラピーを活用することは、とても有効です。
アロマテラピーで使用する精油は、アロマポットやディフューザーを使って香りを楽しむ芳香浴の他、蜂蜜やバスソルトに混ぜて入浴剤として使うのが、簡単で普段の生活に取り入れやすいですね。
プチ鬱の症状に効果的な精油を挙げてみると、
不安感を鎮める:オレンジ、ラベンダー、イランイラン、マージョラム、ネロリ、ゼラニウム
神経衰弱・神経疲労:ラベンダー、グレープフルーツ、パチュリ、マージョラム
不眠:ラベンダー、イランイラン、メリッサ(レモンバーム)、クラリーセージ
緊張から解きほぐす・ストレスから解放する:ゼラニウム、ラベンダー、サンダルウッド、カモミールローマン、カモミールジャーマン
心に自信を与える:グレープフルーツ
まずはお好きな香りを楽しみながら、ゆっくりと本当の自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか?
なんでも100%完璧にこなそうとせず、「8割はうまくできたから大丈夫」と頑張った自分を受け入れ、「自分は自分、他人は他人」と割り切ったような考え方も時には必要です。
気のおける仲間と話をすることで、心に溜まっていた悶々とした気持ちも発散できますし、案外同じように悩んでいる人が近くに見つかるかもしれません。
生きていく上でストレスなしでは自分自身が成長することはできません。
ストレスと上手に付き合っていく方法を見つけ、日々の生活を楽しむようにできればいいですね。
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