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【角質は、皮膚の大切なバリア】
「角質」と聞くと「不要なもの」というイメージが有ると思いますが、実は角質は、足裏だけでなく、皮膚全体を覆い、不要な物質が入らないようにガードするバリア機能を果たしてくれている、とても大切なものなのです。
角質のバリア機能が弱まれば、細菌やウイルスや様々な異物が、皮膚表面から体に入り込んでしまうことになります。
【角質って?】
皮膚は、表面から順番に1)皮脂膜 2)角質層 3)表皮 4)真皮 5)基底層という層をなしています。
皮膚のバリア機能は、1)皮脂膜と2)角質層によって成り立っています。
角質は、表皮の細胞が死んで、皮膚の表面を覆っているもので、通常数個の角質細胞が重なって層をなしているので「角質層」と言います。
【アトピー性皮膚炎と角質の健康】
アトピー性皮膚炎の大きな原因の一つに、角質層のバリア機能が弱まり、異物が皮膚内に侵入することにより、アレルギー反応が起こることがあります。
角質のバリア機能が維持できていれば、ダニなどの外部からのアレルゲンも怖くないのです。
【皮膚の”くすみ”と角質】
皮膚の”くすみ”の主な原因は、皮膚のターンオーバーが遅くなっていること。
新しい細胞が皮膚の中で作られ、古くなった角質が順番にはがれ落ちることにより、皮膚の透明感は維持されています。
ところがターンオーバーが遅くなり、古い角質がいつまでも残っていると、透明感が無くなり、肌は”くすむ”のです。
【角質の健康維持 (1)外側からのケア】
1)脂質を守る
健康な角質には、脂質と水分が十分に保たれています。
脂質を過剰に落としてしまうと、バリア機能も低下します。
その最大の犯人は、合成界面活性剤です。
台所用洗剤や洗濯用洗剤を初め、一般的なシャンプーやボディーソープも合成界面活性剤が主成分です。一般的な石鹸や「植物性」と表示されている洗剤、クレンジングやフェイスソープにも含まれている場合がほとんどです。
例えば「弱酸性で肌に優しい」と思っていたら、合成界面活性剤で肌は大きなダメージを受けている、ということになってしまいます。
合成界面活性剤は、皮脂層と角質の脂質を過剰に落とし、また、皮膚のタンパク質を溶かし、角質はもちろん、表皮や真皮そして体全体に悪影響を与えます。
まずは、洗剤や化粧品を、合成界面活性剤が入っていないものに切り替えることが大切です。
2)洗い方
体をスポンジで洗うと肌に傷が付き、「きめ」が荒れ、角質もダメージを受けます。ナイロン製のボディータオルはなおさらです。
ボディーは、シルクの柔らかいボディータオルか、手で洗うことがお勧めです。
洗顔は、洗顔メッシュなどで泡をつくり、泡を動かすような感覚で洗うことをお勧めします。
3)古い角質の落とし方
スクラブ入りの洗顔料などで強引に角質を落とすことは、お勧めできません。
質の良いフルーツ酸などで角質を柔らかくして、古い角質を優しく落とすのが良い方法です。
足裏の厚くなった角質も、角質を柔らかくする薬剤を付けながら、目の細かいピューラーで丁寧に落とします。
【角質の健康維持 (2)内側からのケア】
1)血液とリンパの流れを良くする
最も大切なことは、血液とリンパの流れを良くすることです。
肌に必要なものは、血液で運ばれ、不要な老廃物などは、血液とリンパ液で運び出されます。
この流れが滞ると、どんなに良い化粧品やソープを使ってもキレイな肌は維持できません。
正常なターンオーバーも、正常な血液とリンパの流れによって維持されるのです。
血液とリンパの流れを良くするには、流れをブロックしているリンパ節の詰りや筋肉の硬さ(コリ)を解消することが重要です。実は、顔の筋肉にもコリがたくさん発生してるのです。
3)血液をサラサラに
どろどろの血液は、体の隅々までスムーズに流れることができません。
脂肪分や糖分の摂り過ぎに注意し、また、活性酸素を消してくれる成分を摂取することも大切です。
2)バランスの良い栄養素の摂取
たんぱく質はもちろんですが、特にビタミン、ミネラルを複合的にしっかり摂ることが大切です。
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