クレオさんへ
こんにちは。 ご質問ありがとうございます。
妊婦さんが飲まれた薬は胎盤を通過し、胎児に移行します。妊娠18日目以降2ヶ月までは器官形成期であり、胎児は薬にもっとも敏感で、催奇形性の点から重要な時期であります。また、5ヶ月目以降の薬は新生児に影響を与えす。
患者さんの薬の影響の捉え方として、以下の4段階に分かれます。
無影響・・・薬剤による胎児への催奇形性は、全く考えられない。
注意・・・・薬剤による胎児への催奇形性は、皆無とはいえない。
警戒・・・・胎児への催奇形性の可能性はあるが危険性は低い。
危険・・・・薬剤の服用によって胎児に奇形がある可能性は服用しなかった場合と比較して明らかに増加する。
また、催奇形性の高い薬は以下の通りです。
薬物 主な商品名 胎児への影響
・フェニトイン アレビアチン・ヒダントール他 口唇裂・口蓋裂
・トリメタジオン ミノ・アレビアチン 口唇裂・口蓋裂・心奇形
・炭酸リチウム リーマス 心血管系異常
・アセタゾラミド ダイアモックス 四肢欠損
・HMG-CoA還元酵素阻害薬 先天性奇形
・ワルファリン ワーファリン 鼻形成不全・精神発達 遅延
・ホスフェストロール ホンバン 膣および子宮頸の腺 癌・生殖器異常
・性ホルモン 女性胎児の男性化・四 肢異常・心奇形
・クエン酸クロミフェン クロミッド他 奇形発生
・ビタミンA チョコラA 尿管欠損
・エトレチナート チガソン 頭蓋顔面欠損・脊椎欠 損・四肢欠損・骨格異常
・スルホニルウレア系血糖降下薬 低血糖・巨大児
・ヨード製剤 甲状腺腫・甲状腺機能 低下・精神発達遅延
・塩酸テトラサイクリン アクロマイシン他 骨成長阻止・小肢 症・合肢症・歯牙 着色異常
・メトトレキサート メソトレキセート・リウマトレックス 頭蓋異常・指の欠 損
不安が残るようでしたら、いつでもメール下さい。
院長